Marchatとは?仕組みや使い方が5分でわかる!
こんにちは。【Marchat】にようこそ。
このブログでは弊社の新サービス【Marchat】について解説いたします。
Marchatって?
- 名前は知っているけど実際なんなのかはわからない
- そもそもどういう仕組み?どうやって使うの?
- ふよふよ動くアイコンに惹かれてクリックしたら来てしまった…。
……このように思っている人も少なくないことでしょう。
かくいう私も、最近までよく知りませんでした。
内部スタッフだろう?と怒られそうですが、部署が違うとそんなもんです。
なんとな~くキャラクターがしゃべるんだな~
ボットみたいに検索結果を返すんだな~、ぐらいの理解度でした。
しかし!実はこの【Marchat】ただの検索ボットではなかったのです!
ここから、私自身の思考の整理もかねて、【Marchat】について、一緒に理解を深めていただければと思います。
- Marchatとは
- サイト内検索とチャットボットのいいとこ取りツール。
- サイトに一行タグを張り付けるだけで、その日からチャットボットによるサイト内検索が可能になります。また、ユーザーの発したクエリ(問いかけ)を保存し、分析することもでき、発話に対して適切な応答を作成することはもちろん、情報ニーズの発見、ユーザーニーズの発掘に貢献します。
大分県大分市に本籍を置くプレア・メディアミックスが2019年7月11日にリリース、運営しているサービスで、パソコン・タブレット・スマートフォン等、どのデバイスでも利用可能です。
Marchatはどういう仕組み?どうやって使うの?
【Marchat】の仕組みは簡単です。
自分のサイトの上にチャットウィンドウを設置。サイトを訪れた人がチャットウィンドウに何か書き込むとチャットボットが返答します。
すでにあなたが答えを用意している場合はその応答が、
用意されてない場合、サイト内のGoogle検索結果が応答として表示されます。
……つまり、何も応答をインプットしていなくても【Marchat】は最低限サイト内検索の役目を果たすことができるということ!つまり導入したその日から使えるということなのです!!
従来のチャットボットは最初のあいさつから入力して教える必要がありました。イタズラ対策も必要ですし、導入時のトレーニングには大変手間がかかるのが一般的と考えられています。しかし、この【Marchat】は一切その手間がいりません。しかも導入するには申し込み時に発行されるタグを貼り付けるだけ。特別な工事などもいらないので初期導入費用も無料となっています。
では、次に具体的な使い方について見ていきましょう。
Marchatの使い方は大きく2通りある
【Marchat】には大きく分けて2つのユーザー立場があります。
- 会社や個人でWebサイトを運用していてお客様の利便性のためにチャットボットをつけたい
- Webサイトを訪れるお客様のニーズや情報欲求がどのあたりにあるか知りたい
これにもうひとつパートナー制度を利用して収入を得たいというものもあるのですが、基本的に全てのユーザ立場の方がまず【Marchat】をWebサイトに取り付けるということになりますので、ここでは何らかの形でWebサイト運営をしているという前提で話を進めます。
まず、会社や個人で運営しているWebサイトにチャットボットをつけて、訪れた人のお問い合わせ対応や検索エンジンとして利用したいというユーザー。
私も含め一般の方は大体こちら側のユーザーとして【Marchat】をスタートさせると思います。
特にお勧めしたいのは取り扱う商品やサービスが多岐にわたる情報量の多いサイト、そして24時間いつでもお問い合わせがあるような業種のサイトです。パッとイメージするのは、弁護士さん、税理士さん、行政書士さんの事務所、病院や福祉施設、意外なところで地方自治体なども良いんじゃないでしょうか。
【Marchat】は会話文からクエリ(問いかけ)を抽出して答えを返すシステムなので、通常の検索ウィンドウを使う時のようにキーワードを自分で考えて入力する必要がありません。会話のような気軽さで話しかけて、知りたい情報にたどり着くことができるので、検索に慣れていない方でも使いやすそうです。
私は特に個人でブログをやっている方などにもお勧めしたいと思います。
私もブログを書いているのですが、ブログって書いたときにカテゴリに分けて保存しますよね。でも2年も3年もやっていると、どのブログをどのカテゴリに入れたかわからなくなったり、その他と名付けた雑記ブログが膨大な量になっていたりしませんか?私はします。
「あー、ああいう記事書いたなあ!どこだったかな?」という時、検索エンジンで検索すると自分以外の人の記事も拾ってきてしまいます。(当たり前ですが)【Marchat】はサイト内検索なので的確に自分の過去記事を探し出すことができます。もちろん、サイトに訪れたお客様が目的の記事を探し出すのにも役立つことでしょう。
【Marchat】を実際に運用している事例については→こちら
次に、会社や個人で運営しているWebサイトに訪れた人のお問い合わせや発話から、お客様の情報ニーズを得て、商品開発やお問い合わせに対する対応を充実させたいというユーザー。
単なる検索窓ではなく、【Marchat】を使うからにはぜひ使っていただきたい機能です。
【Marchat】には、検索した言葉からキーワードを抽出し保存、分析するツールが搭載されています。
一般的なチャットボットは、お客様から発せられる会話文からキーワードを抜き出し、それに反応して用意された答えを返します。用意するのはサイトの管理者…そう、あなたや私です。あらかじめチャットボットには想定される問いの答えを登録しておかなければいけません。では、どういう答えを用意すればいいのでしょうか?
営業時間、取扱商品、社長のプロフィール…?しかしそんなものはサイト内にわかりやすく書いてあるはずです。どういう問い合わせがくるのか?それはサイトを見てわかりにくかったこと、つまり、運営側にとっては意外な問いである可能性が高いのです。
ここのギャップをどう埋めるかが、長らく悩みの種でした。
【Marchat】は会話文からクエリ(問いかけ)を抽出して保存、常に集計していきます。
集計結果は検索クエリログでいつでも見ることができるので、問いかけられた内容を見てから答えを追加していけば、あなたのチャットボットはどんどん的確に答えを返せるようになっていくというわけ。また、作成済みの答えを、新たに発生した問いの答えとして登録することも、検索クエリログから簡単にできます。
このお客様から発せられるクエリ(問いかけ)は今のサイト、今のサービスに足りないものを表しているかもしれません。これらのデータを分析することで、お客様へのチャットボットでの対応のみならず、ニーズ調査や新商品の開発などに生かすことができそうです。
Marchatはまだまだ進化する
ここまで読んできて「なあんだ、AIチャットボットじゃないのか」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも!
なんと!!
後から有料オプションで付けることができるんです!
(準備中ですけど)
なので、チャットボット欲しいなーと思ったら、とりあえず【Marchat】をつけて、Google検索をメインに運用しつつ、人力で回答パターンを増やして、ある程度育ったところでAIチャットボットに進化させるということも可能です。なかなか効率的で良いんじゃないでしょうか。
以上、駆け足ではありましたが、【Marchat】の仕組みや使い方をレポートしてみました。
細かい導入手順についてはまた次回以降にお伝えさせていただきます。